キウイの貴公子・讃緑

香緑を母親にもつ貴公子というところでしょうか。

讃緑(サンリョク)は、大きさは75~85gとやや小さめですが、先端のとがった砲弾形でスマートな形をしています。

糖度が17度前後と高く、ほどよい酸味と濃厚な味で、味もサイズも上品さが魅力のキウイです。

香川県農業試験場府中分場で、香緑に中国系の品種の花粉を交配して育成した品種で、1999年(平成11年)に品種登録された、香川県オリジナルのキウイフルーツです。

表面の毛は、短く見た目はツルリとして果肉は黄緑色です。

開花するのは5月中旬、冷凍貯蔵した花粉を利用します。

収穫期は10月下旬~11月上旬と他の品種に比べてやや早いのですが、生産量が少ないため、店頭ではあまり見かけることはない「幻のキウイ」です。

収穫後の追熟には2~3週間程度必要です。

糖度17~18度と甘みが強い反面、クエン酸0.5~0.6%と程よい酸味があり、歯ごたえはシャキシャキとして他のキウイよりあります。

コクのある甘さが魅力の「香緑」が女性向きなら、さっぱりとした味「讃緑」は男性向きです。