経済性に優れているキウイ・ヘイワード

通常、私達がスーパーや果物店で売られているキウイのほとんどがこのヘイワード(Actinidia deliciosa)という品種です。

5月~12月頃は、ニュージーランドからの輸入物で、11月~翌年5月頃は国産が出回ります。

ですから、1年中見かける事ができます。

重さは100g前後、果皮は薄茶色、うぶ毛に覆われ、果肉は熟すときれいな緑色になります。

食すと種のプチプチ感がさわやかさを感じさせます。

半分に切りスプーンで掬ってたべてもよし、ヨーグルトであえてもよし、サラダ・ジャム・ジュースと使い道は色々です。

ヘイワードは甘みと酸味のバランスがよいだけでなく、貯蔵性などにも優れているキウイです。

0度で保存すれば、収穫後半年位は保存できるので、必要に応じて出荷できるという、経済性にも優れています。  

果肉は、薄緑色で他の品種のキウイと比べると華やかさに欠けるのが欠点です。

今のところ、国内生産量は愛媛県が一番です。

最近は、その育てやすさから、ベランダで鉢植えを楽しむご家庭も増えています。

緑を眺め、実を楽しむ、植えるのなら春がいいそうですよ。