キウイの食べ方やレシピ

キウイには、意外な効果があるのを皆さんは知っていましたか。

デザートなイメージがありますが、肉類を食べた後に摂ると、消化を助けてくれます。

それは、肉料理のソースや、ドレッシングにも使われていることでも解ります。

実は、アクチニジンというたんぱく質分解酵素が含まれているのですが、この酵素は肉を柔らかくする働きをもっているのです。

キウイをスライスして、30分ほど硬い肉の上に置いておくと、とても柔らかくなり、安い肉が高い肉と同じような美味しさになるのです。

キウイを使って、長時間肉を煮るシチューなどの料理にも、お奨めの方法です。

あるTV番組で、すき焼きにキウイを入れていました。

安い牛肉が高級牛肉のように谷原各いるのは、やはり酵素の働きです。

酸味が苦手という方には、甘みの強いゼスプリゴールドがお勧めです。

旬の安い時にたくさん買って、ジュースやソース、ジャムなどの加工品にしてもいいですね。

ビタミンCも豊富で、風邪の予防にもなります。

ヨーグルトとの相性もいいので、ダイエットにも、健康にも1日1個のキウイを食べるようにしましょう。
キウイの美味しい部分というのはどこだと思いますか。

キウイは縦に軽く指で押してみて、少しへこむ位弾力があれば食べ頃とされていますが、大抵は、皮を剥いて輪切りにしてフォークか爪楊枝で食べるのだと思います。

実は、甘みを感じる部分は真ん中の果心なのです。

ですから、甘みが均等にするにはくし形に切って食べた方が美味しいということになります。

しかし、実際食べてみても、ほとんど差はなくどの部分を食べても美味しいと感じる人が多いのではないでしょうか。

尚、くし型に切って食べるのも美味しいですが、業者さんが最近薦めている切り方が「ハーフカット」という切り方です。

これはキウイの皮を剥かずに横から半分に切り、スプーンですくって食べるだけです。

業者さんが薦めているのですから、キウイフルーツ本来の美味しさが味わえる食べ方のではないでしょうか。

ジュースにしたり、ヨーグルトと一緒に食べたりといろいろな食べ方がありますが、お客様へのおもてなしには、くし型に切って出し、時間のない朝食時や手軽なおやつなどには、見た目もきれいですし簡単なハーフカットで出してもよいのではないでしょうか。
熟していないキウイを食べ、酸っぱい果物というイメージをもってしまった方もいらっしゃると思います。

キウイフルーツは、収穫時期になり収穫しても食べても美味しくありません。 

だからといって、収穫せずにいると冬の霜により果実が腐敗してしまいます。

ですから、霜が降りる前に収穫して追熟させます。

  追熟させるには、常温で保管しても自然と熟しますが、リンゴやバナナ等と一緒(リンゴ1個に4~5個の割合)に4~5日袋に入れておくと早く熟します。

このような作用があるのは、リンゴがエチレンガス(植物の成熟を促進する作用)を放出するからです。

ちなみに、このエチレンガス、キウイでなくてジャガイモだったら成長や開花を抑制する働きに変わり芽の成長が抑えます。

袋は密閉する必要はなく、軽く閉じるか小さな穴を開けておくだけで十分です。

土間の直置きや、冷房の効いているエアコンの効いている部屋以外であれば大丈夫です。

キウイが成熟したかは、甘い香りを放ち、適度に実が柔らかくなっていれば熟しています。

保管期間は、約2週間~3週間、一度に熟させるより、常温とリンゴを入れたものとに分けておくと長く楽しめます。
本来、生食で、食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やしておくと美味しく食べられますが、相性が良いのはヨーグルトです。

①キウイ2個の皮をむき、1/2個分を残してザク切りにします。

②ザク切りにしたものとプレーンヨーグルト(150ml)、牛乳(100ml)、ハチミツ(大さじ1 ~1.5)を合わせてミキサーで攪拌する。

③グラスに氷を入れて②を注ぎ入れ、残しておいた1/2個分を小さな角切りにして加え、セルフィーユを添える。

キウイには、大根やカボチャに匹敵する程の食物繊維が含まれており、ヨーグルトをプラスすることで、整腸作用もアップします。
但し、生のキウイは乳製品と混ぜると苦味がでますので、早めに飲んでくださいね。

夕食の一品に、キウイがいっぱいのコロッケなんていうのもお奨めします。

[材料(1人分] キウイ1個、パン粉20g、小麦粉40g、卵1/2個、サラダオイル、アイスクリーム小さじ、ドライミント適量

[作り方] ①皮をむき芯を取り、8分の1の大きさに切り分け、小麦粉→卵→パン粉の順につけ、衣を作る。

②小麦粉は軽くはたき、卵とパン粉はしてしっかりつける。

③170度のたっぷりの油で揚げる。

④揚げたキウイを器に並べ、横にアイスクリームをのせ、ミント、あればドライフルーツもトッピングして出来上がりです。

サラダ、パフェやケーキ、 肉料理などのソースなど使い方で美味しさを満喫できます。